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新しい記事
2024.09.112024.09.11
絶壁にそびえる朱塗りの観音堂「阿伏兎観音」
鞆の浦から西に4kmほど行った阿伏兎(あぶと)岬に、国の重要文化財にも指定されている『磐台寺(ばんだいじ)観音堂』、通称『阿伏兎観音』が建っています。 1570~1573年に戦国大名の毛利輝元によって創建されたと伝えられており、海に突き出すように積み上げられた石垣の上に朱塗りの観音堂が > MORE
2020.01.242020.01.24
江戸時代からの処方で造られる「十六味保命酒」
飾り気ない瓶に、「備後鞆津 十六味保命酒」と刻印されたラベルが粋。 まるで仙人から伝わった聖水のような、秘薬のような……。『保命酒屋』の「十六味保命酒」には、そう想わせるだけの神妙さがあります。 > MORE
2020.01.242020.01.24
麹から手づくりするこだわりの味「トモエ印 十六味保命酒」
中村家の伝統を継承する4軒の蔵元のうちのひとつ『入江豊三郎本店』が保命酒の醸造を始めたのは明治19年。以来、鞆町内にある酒蔵で蒸米から麹づくりまで、ほぼすべてを手作業で行っています。 > MORE
鞆の浦とは?
ゆったりと流れる“鞆時間”に身を委ねて
鞆の浦には、まるでここだけ時間の速さが違うかのような、ゆったりとした時が流れています。晴れた日の朝は、南東の方角に開いた港の向こうから、朝日を受けて赤や金色に色づいた海が歩を進めるようにじわりじわりと近づきます。日中、太陽が高い時間帯は真っ青に染まった空と海がどこまでも広がり、日が傾き始めると、ほのかにオレンジ色を帯びた陽光が鞆の浦のノスタルジックなまちを温かく包み込みます。まちの北西に山々を抱く鞆の浦は、日暮れの時間が少しだけ早く、太陽はまちを赤く染め上げる前に山の向こうへと沈んでいきます。日の出とともに目覚め、日の入りとともに眠るまち、鞆の浦。ゆるゆると流れる時に身を委ね心軽やかに過ごせば、いつの間にか忘れかけていた“自然のリズム”を取り戻せるかもしれません。