まちのお知らせ
「まちのお知らせ」では、鞆の魅力が伝わる情報をお伝えしていきます。
鞆のまちで開催されるイベントやキャンペーンの告知、まちづくり活動の様子など、「まちのお知らせ」に掲載を希望される情報をお寄せください。
<お申し込み方法>
「まちのお知らせ」掲載申請書 をメールまたはご郵送ください。
申請書のダウンロードはこちら
・メール
bunkazai@city.fukuyama.Hiroshima.jp
(申請書を添付するか、メール本文に内容を記載してください。)
・郵送
〒720-8501 福山市東桜町3-5
日本遺産鞆の浦魅力発信協議会(事務局:文化振興課)
TEL:084-928-1278
あーと、アート、ARTで彩る潮待ちの港・鞆の浦
今年もTOMONOURA de ARTが鞆で開催されます! 朝晩少しずつ、秋の気配を感じられる季節の中、鞆の浦のあちこちに24名の芸術家の作品がお目見え。 鞆てらすにも8名のアーティストによる作品が展示されます。 明治時代に建てられた町家を再生した「鞆てらす」と現代アーティストの斬新な作品との特別な空間を楽しめます。 楽しいイベントやワークショップの開催、フォトコンテストなど盛りだくさんです。 ご家族ご友人を誘って鞆の浦においでください。 開催期間:2025年9月28日(日)~10月19日(日) > MORE
こどもの健やかな成長を願う 鞆の浦で古くから伝わる伝統行事~八朔の馬出し
鞆の夏を彩る伝統行事のひとつに「八朔の馬出し」があります。 全国で唯一、鞆だけで行われる極めて珍しい行事です。 八朔とは旧暦の八月朔日(一日)を略して呼ばれ、五穀豊穣や無病息災、また物品を贈答して日頃の感謝の気持ちを伝えたり、こどもの成長を祝うなど古くから大切にされてきました。 中でも鞆に伝わる「八朔の馬出し」はこどもの誕生を祝って作られた白い馬の模型を台車に乗せ、町中を引きまわす行事です。 木馬は小さいものから等身大のものまであり、こどもたちと共に2時間かけて鞆の浦の町並みを練り歩きます。 江戸時代から続いたこの行事も残念なことに昭和初期には姿を消しましたが、十七年前(二〇〇二年)地元の方々の力により復活しました。 町内では八朔の料理(冬瓜料理や花餅)を継承していきたいとの思いで、有志の方たちによって料理も再現されています。 鞆てらすにもかわいいお馬さんをお迎えしていますので、是非見に来てください。 8月20日(水)~10月4日(土)まで、鞆の浦歴史民俗資料館において企画展「八朔の馬」も開催しています。 > MORE
鞆の浦・秋祭り~9/12(金)9/13(土)9/14(日)
「チョウサイじゃ、チョウサイじゃ」今年も秋祭りの季節がやってきました! 太鼓と掛け声とともに繰り出す山車(チョウサイ)は、力強さと温かさを持つ鞆ならではの伝統行事。町中を練り歩く姿は迫力満点で、多くの人を魅了します。 三日間に及ぶ秋祭りは、港町・鞆には欠かせない行事です。 祭りに向け、各家の軒先には花飾りや幕、提灯などが飾られました。細い路地から覗く海の風景と祭り囃子が重なり合う瞬間は、まさに鞆でしか味わえない特別な時間です。 今年はどんな行灯や山車(チョウサイ)が威勢よく練り歩くのでしょう。楽しみです!! (日時)9月12日(金)渡御祭・明かし物町内出発 18時頃 13日(土)当番町内で作り物披露、夕刻より歌や踊りのステージなど > MORE
鞆てらすオープン3周年記念式典開催!
8月2日(土)「鞆てらすオープン3周年記念式典」が行われました!! 「福山琴伝統的工芸品指定40周年記念事業」による、琴のお披露目と演奏会が同時開催。高校生と6年生の姉妹の美しい琴の音にフルート奏者が加わり、鞆にゆかりのある宮城道雄さんの「春の海」も演奏されました。 戸外ではミニ縁日「ヨーヨー釣り」を楽しむ子供たちの声が響き渡り、多くのお客様と共にとても心に残る一日となりました。 琴の生産地と知られる福山市の「福山琴」の歴史は古く、水野勝成が福山藩主だった江戸時代からと言われています。藩主が奨励したことより盛んになり、音色の良さと工芸品としての価値が認められ、需要が高まり発展しました。昭和60年には、楽器で初めて“伝統工芸品”に指定、平成18年には“地域ブランド”に認定され、その伝統を守っています。 この式典を機に、鞆てらすに「福山琴体験コーナー」が設置されました。 是非この機会に、実際に“琴爪”をつけて、伝統ある「福山琴」に触れてみてください! > MORE
『長崎の郵便配達』 沼名前神社能舞台にて公演~大倉正之助作
新作能『長崎の郵便配達』が、2025年8月9日(土曜日)に沼名前神社能舞台にて奉納されました。 戦後80年となる今年、日本遺産大使も務める能楽囃子大倉流太鼓方能楽師である大倉正之助さんが制作した新作能です。同名のドキュメンタリー映画に深く感銘を受けて新たに能の演目として再構築されたものです。 (紹介文より)「長崎の被爆地を舞台にして、被爆者谷口稜曄(スミテル)の体験とピーター・タウンゼンドとの交流を基に、核廃絶の願いと和合を説く。静謐(せいひつ)な能の表現で諦めない心と平和の尊さを訴える」 町内の方々の協力で舞台が整えられ、天気予報を覆して奇跡的な曇り空の中での上演となりました。能の舞台で物語に新たな命を吹き込まれ、沼名前神社能舞台で時を超えて受け継がれる想いのこもったすばらしい公演でした。
名勝鞆公園指定100周年記念缶バッチ第二弾!!
好評販売中の“名勝鞆公園100周年記念”缶バッジに、第二弾が登場!! 今回のテーマは鞆公園内の自慢の山。シークレットを含む全6種類を販売開始します。 名勝鞆公園の山々からの景色はまさに絶景。鞆の町並みや瀬戸内海の多島美の他、空気が澄んだ日には、四国山地を見渡すことも出来ます。海と山が隣接した鞆では、海抜0mから山頂まで低山ながら変化に富んだトレッキングが楽しめます。野鳥も多く、狸・イタチ等も生息しています。 鞆には病気の親たぬきのために、きれいな娘に化けた子たぬきが保命酒を求めて山から下りてきたという昔話があります。 <語り継がれてきた昔話> 鞆の保命酒屋に見慣れないきれいな娘が保命酒を買いにきました。どこの人かと店の若い者が後を追ったところ娘は山道に差しかかりました。若い者は不思議に思いましたが、追い続けるとかなり登った処の大きな松の辺りで娘を見失ってしましました。この事が気になり、数日後その若い者は再びその松まで生き付近を歩き回りました。するとそこに弱った老たぬきと子たぬきがいました。 のちに、元気になった老たぬきと子たぬきの心温まる話が広まり、その物語をもとに保命酒を入れる“狸徳利”が多く作られるようになりました。 保命酒のたぬきをお供に、海から山へ、山から町へと名勝鞆公園ならではの散策を楽しんでください。身体を動かした後には、鞆の美味しいグルメが待っています!
鞆てらす入館者数15万人達成記念!!
7月24日、鞆てらすへの入館者数がついに15万人を達成しました! その記念式典が、鞆てらすにて開催されました。 15万人目のお客様は、東京から来られた大学生のおふたりです。 「鞆の浦は、ポニョの町という事で来れて良かった、15万人目の入館者ということで嬉しく光栄に思います」とおっしゃってくださいました。 お二人には、鞆てらすより花束や記念品、練物のセットが贈呈されました。 暑い日々ですが、鞆の浦での旅を目いっぱい楽しんでくださいね。 今年は名勝鞆公園100周年記念、そして鞆てらすがオープンして3周年という節目の年になり、8月2日には鞆てらすオープン3周年記念行事が開かれます。 福山城にあった桐の木で作った琴のお披露目と琴の演奏、鞆こども園の園児たちの太鼓演奏や風船釣りなどのイベントも行いますので、鞆の浦にお越しの際は是非鞆てらすに遊びに来てください。 > MORE
~意気も嬉しや 淀媛神社 年に一度の夏祭り~淀媛神社例祭・ダンゴ祭り
淀媛神社は鞆町平一丁目という地区にある小さな神社で「淀媛さん」と呼ばれ、平の人々に親しまれています。鞆にゆかりの深い神功皇后(じんぐうこうごう)の妹である淀媛を祭神として、古くから鞆の平地区の人たちを守る神として祀られています。 明神山と呼ばれる高台に位置するため、鞆の港が一望できる境内からの眺めは最高で、江戸時代の歴史家・頼山陽が褒めたたえたとか。 この神社祭礼は旧暦7月7日(現在は8月第1土日)に行われます。 祭りの当日には平町の住民によって結成された「大明神・瓦屋組」「中組」「田之平」(現在平一丁目~三丁目)で廻し神輿と飾り神輿の2体を担ぎだし、こども達が担ぐこども神輿と共に太鼓のリズムと神輿ばやしに合わせて町中を練り歩きます。その後神輿は荒神社へ向かい「お仮屋」で一晩過ごし、翌日「淀媛神社」へ還っていきます。かつては各組の若者が廻すのを競い合い、廻していた神輿を投げて喧嘩を始めてしまうことから「平の投げ神輿」と称されていました。祭りの最後には、神輿を本殿へ還そうとする者とそれを止めようとする者とのせめぎ合いの後、神輿の頂にある鳳凰が外されると、皆本殿に還り祭が終わります。 鞆の浦の「淀媛神社例祭」は俗に「ダンゴ祭り」とも呼ばれていて家々の台所では、お団子が作られます。 もち米とうるち米を半々に混ぜ、蒸籠で蒸したものを木臼でついて小さな丸餅状に。そしてその中央を指で窪ませ餡を詰めて平独特の祭り団子の出来上がりです。この団子を親戚や知人に配っていたことから「ダンゴ祭り」とも呼ばれます。 また、七夕と重なることから七夕飾りが町内に飾られ、神輿の巡行に彩を添えます。そのためこどもたちには七夕の飾りつけという、楽しい仕事が任されます。 > MORE
沼名前神社~お手火神事~ 2025年7月12日(土)
今年も鞆の熱い夜「お手火神事」がやってきます! “お手火神事”は、沼名前神社である祇園宮の祭神・須佐之男命の“神輿渡御祭”に先立って行われ、港町の航海の安全と町民の無病消息を願って始められたとされています。 只今、沼名前神社境内の作業所では一日を終えた当番町の人々が夜毎集まり、大手火・小手火・奉納台などの製作・準備を進めています。 当日は18時、鞆の浦学園の生徒たちによる一番太鼓が“神事開催”を知らせ、20時に三番太鼓が大きく響き渡ると“お手火神事”が厳かに始まります!! 本殿から“神前手火”を白装束の当番町代表者達が担ぎ、長い石段を一気に駆け下りると先の体・中の体・後の体へ順に神火が移され出発します。神の木とされるムロの木・松・青竹で作られたお手火は長さ約4 m、重さ約200キロ程あり、一体8人の担ぎ手が水をかぶりながら交代を繰り返し、豪快かつ慎重に3時間程かけて本殿目指して進んで行きます。その境内は真っ赤に染まり壮烈で緊迫した息を呑む熱い夜となり ます。小手火を持った参拝者はお手火から神火を受け、各家庭に持ち帰り家内安全・厄除け護符とします。小手火を持つ人で町がほんのり明るくなる一夜の風景です。 三体が無事に本殿前へ着く頃は深夜になり、翌日は神輿渡御へと続きます。江戸時代からはじまった「お手火神事」は、日本遺産に認定された鞆の浦の構成文化財の一つです。 > MORE
沼名前神社 ~茅の輪くぐり~
各地で“茅の輪くぐり”(夏越の祓・なごしのはらえ)が行われる季節になりました! 鞆町の沼名前神社では、一年の折り返しである6月30日に半年間の罪や穢れを祓い清め、無病息災を願う“茅の輪くぐり”の神事が行われます。神事の後は、大きな茅の輪はその場でほどかれ、訪れた方は茅(ちがや)を少しずつ持ち帰って小さな茅の輪を作り、厄除け・魔除けとして玄関の軒先に吊るす風習があります。町中が若緑の小さな茅の輪でいっぱいになる、そんな風景に出会えます! “茅の輪くぐり“は備後風土記の蘇民将来(そみんしょうらい)に由来するものであり、蘇民将来に恩をうけた須佐之男命(すさのおのみこと)が御礼に「後の世に疫病が流行ったら、蘇民将来の子孫の証として茅の輪をつけなさい」と茅の輪を授けた伝説がもとになっていると言われています。須佐之男命が祀られている、沼名前神社の鞆祇園宮祭神で伝承されてきた鞆の大切な神事です。 茅の輪くぐりの作法は、まず茅の輪の前で一礼し、左足から8の字を書くように回り最後に正面で一礼し本殿にて参拝します。本殿では人形(ひとがた)に名前と年齢を書き、身体を撫でて息を吹きかけることで、自分の体の穢れを人形に移し納めます。 鞆には一年を通して、神事や祭りがたくさんあります。全てに大切な意味があり、鞆らしく守り伝承してきた歴史があります。また、日本遺産に認定された、今も残る港湾施設や町並み、多くの文化財があり、何より美しい瀬戸内の風景と鞆の人達の温かさに触れることができる魅力あふれる町です。ぜひ、ふっと立ち寄って歩いてみて下さい!! ※鞆町沼名前神社祇園宮:境内 > MORE