旧暦7月7日(現在は8月第1土日)は、鞆の浦の西側の磯山にある『淀媛(よどひめ)神社』の例祭の日。以前は祭り前日に神社がある平町の家々で祭り団子が作られ、親戚や知人に配っていたことから「ダンゴ祭り」とも呼ばれます。

祭りの当日には、平町の住民によって結成された「大明神・瓦屋組」「中組」「田之平」(現在は平一丁目〜三丁目)がそれぞれ三体(現在は二体)の神輿を担ぎ出し、太鼓のリズムと神輿ばやしに合わせて行進巡行します。境内や広場では神輿が廻されますが、かつては各組の若者が廻すのを競い合い、廻していた神輿を“投げて”喧嘩を始めてしまうことから、「平の投げ神輿」ともいわれていました。
太鼓のリズムに合わせて、目の前で神輿が廻される光景は圧巻。はっぴ姿の男たちが、真夏の鞆の浦を盛り上げます。
町内の子どもたちが、大人たちの神輿に負けじと元気いっぱいに担ぎ廻る三体の子ども神輿も見どころの一つです。
また、祭礼の日が旧暦7月7日であることから七夕飾りが町内に飾られ、鞆の浦の夏の一日が刻まれます。


渡御・還御祭(淀媛神社例祭・ダンゴ祭り)
会場/淀媛神社
住所/福山市鞆町後地1596-2
日時/毎年8月第1土・日曜日14:00頃〜