雁木
陸と海をつなぐ石段『雁木』

『雁木(がんぎ)』とは、船を着けるため陸から海に向けて作られた石段のこと。
全長約150m、最大24段もの石階段が鞆港をぐるりと囲むように造られており、石造りとしては国内最大級の規模を誇ります。
文献で確認できるものは、江戸時代初期に船着き場を造ったという記録が最初ですが、昭和30年代に埋め立てられてしまいました。現在残っている雁木は、1811年に造られた『浜の大雁木』です。この雁木は現在も船着き場として活用されています。