波音に耳を澄ましながら、何もしない贅沢に浸る – 汀邸遠音近音

せっかく鞆を訪れるなら、宿にもこだわりたいところ。『汀邸遠音近音』は雄大な瀬戸内海と仙酔島を一望できるお宿です。江戸時代の木造本瓦葺ベンガラ塗りの正面玄関など古き良き日本の風情を感じられ、客室は全室オーシャンビューの温泉露天風呂付き。波や船、風や鳥など自然の音に耳を澄ましながら湯に浸かってくつろぐ……何ものにも代えがたい贅沢な時間を約束してくれます。
他にも鞆の浦には、宿泊はもちろん日帰り入浴が楽しめる宿があり、予算やシーンに合わせて選ぶのも楽しみです。

絵画のような景色が広がる極上の宿へ

鞆港近くの細い路地を歩いた先に現れるベンガラ塗りの古民家。シーボルトや井伏鱒二が定宿とした江戸時代の宿屋「籠藤」をリノベーションしたという『汀邸遠音近音（おちこち）』の正面玄関です。一歩足を踏み入れた瞬間から、ここだけ時間が止まってしまったような、古き良き時代にタイムスリップしたような不思議な気分。
玄関から渡り廊下を通りフロントへと向かう扉が開いた先で出合ったのは、海！大きな窓から海と弁天島を望む絵画のような景色が広がっています。

触れるものすべてが特別

全室オーシャンビューという贅沢な客室は、広々とした開放感と落ち着いた和の雰囲気がほどよく調和し、着いた瞬間からくつろぎモードに突入。いつまでも座っていたくなるBC工房のイスやガーゼ地のパジャマ、ミルやドリッパーを一式揃えた手挽きコーヒーセット、フェラガモ社製のバスアメニティなどすべてのものが上質で、目にするたび、触れるたびに感激してしまいます。ここに滞在する間は、“何もしない贅沢”に身も心も浸しましょう。

のんびり瀬戸内海の絶景を独り占め

すべての部屋にウッドデッキと温泉露天風呂が備えられているため、波音をBGMにしながら優雅なバスタイムが過ごせます。海と空が溶け合うような絶景を独り占め。この上ないひと時です。
予約をすれば無料で使える貸し切り露天風呂もあるので、広々としたお風呂で家族や友人と過ごすのもまた贅沢です。

鯛のうま味を味わい尽くす名物「鯛釜飯」

京都で長年修業したという料理長が手掛ける料理の主役は、やっぱり瀬戸内の海の幸。タイ、シャコ、アワビ、オコゼなど、その時期最もおいしい旬の魚介が最適な調理法で提供されます。さらに、広島産コシヒカリをタイと野菜のだしで炊き込んだ名物の鯛釜飯は必食。ホクホクとしたほぐし身もたっぷり入っていて、タイのうま味を余すところなく味わえます。