鞆の浦に春が訪れ、見事な桜の花が咲くころ安国寺正面の門が開かれ中に収められている「阿弥陀如来及び両脇待立像」が見られ、薄ピンク色に咲いた桜の花も夜間ライトアップされます。
その光景は昼間とはまた違った幽玄な美しさです。
国の重要文化財である安国寺釈迦堂や枯山水など見どころも満載です。
そんな美しさを体感して特別な夜の時間を楽しんで、みてはいかがでしょうか?
備後安国寺は1339(歴応2)年に創建され、一時衰退しましたが、1599(慶長4)年安国寺恵瓊(あんこくじえけい)によって再興されました。1273(文永10)年創建の金宝寺が前身とされ、国重文の釈迦堂は鎌倉時代の仏殿の姿を留めています。