鞆の秋祭りは、7年に一度回ってくる当番町が祭りを盛り上げます。毎年、話題になった作りもん(人形)や明かしもん(絵行灯)も披露される伝統の祭りです。

沼名前神社の境内に鎮座する“オオワタツミノミコト(海の神)”をお祀りした渡守(わたす)神社の祭りです。1日目は当番町への神輿渡御、2日目は御旅所祭。当番町では提灯や幔幕・松飾り、今年の作り物や絵行灯を披露し、招待客にお酒や料理などで振舞い祭りを盛り上げます。そして、3日目に神社へ神輿の還御が終わると・・・・

いよいよ~「チョウサイ!チョウサイ!」と祭りもクライマックスです。大きなチョウサイ(山車・だし)の上から太鼓・掛け声・歌が途切れる事無く響き渡り、浴衣姿の沢山の人が掛け声に相づちを飛ばしながらチョウサイを曳き、狭い路地を練り歩きます。宵越しまで続く鞆の町の人の心が一つになる熱い夜です!

鞆てらすには実物のチョウサイが常設。迫力あるVRや大きな映像で、祭りの歴史や文化を知ることができます!心地よい風が吹く、秋の鞆の浦にぜひお越しください。